■ 2日目後半:1998.10.31.

ディープな地元エリアへ--油麻地 Yau Ma Tai
 テルに帰ると妹は起きていて、お昼寝して起きたあと私が置いていったガイドブックをいろいろ見ていた様子。料理好きな妹は、香港のカッパ橋と呼ばれる上海街Schanghai St.に行きたいということ。さっそく九龍(Kowloon)半島側へ行ってみることにする。
 地下鉄で、中環まで行き、そこから
油麻地 Yau Ma Tai方面の地下鉄に乗り換える。油麻地に着いてまたちょっと迷って、上海街へ。やはり初めてのところは、地理的・方向感覚が掴めないので迷いやすい細かいストリート名が英語で書いてある地図が絶対必要だ

上海街の調理道具店の店先上海街の調理道具店の店先  上海街は中華料理の道具のお店と仏具店が混在するストリートで、道にはみ出さんばかりに商品が置いてある。せいろやよく切れそうな中華包丁、木をそのまま輪切りにしたようなまな板、溶接したばかりのような中華鍋や寸胴などなど…。私はそれらを見てもさっぱりわからないが、調理人の妹はじーっと見入っていた。好きな人には見ているだけでもおもしろいところである。でもどれも業務用なので大きく、とても持って帰れそうにない(あとでガイドブックを見たら、佐敦Jordan站近くの上海街、そのすぐ横の廟街Templ St.の方がもっと賑わっているらしい。)
 その通りにあるお店をだいたい見たあと、隣の通りがにぎわっているので行ってみる。そこには両側に屋台がズラーっと並んでいて、まがい物の時計や日本や香港の歌手のテープなどなどチープグッズがいっぱい。そこで、『安いことはいいことだ』がモットーの妹は、おみやげのペア時計(二つで約3,000円)と蚊取りバットFly and Mosquito Killing Bat と書いてあった。約300円)を買っていた。この蚊取りバット、フジTV系列のHEY!HEY!HEY!をよく見ている人なら覚えていないだろうか?安室奈美恵ちゃんがダウンタウンのまっちゃんにこれでイタズラして泣かせたことを。持ち手部分のスイッチを押すと、金属のネットの部分に微量の電流が流れ、それで蚊をやハエを感電させて退治するというシロモノである。お店のおじさんは、ネットの部分をさわっても危なくない安全なものを勧めたが、妹は話題性ということで、これを買った。妹が自分でさわってみたところかなりビリビリくるとのこと。もちろん、危ないので真似しないで下さいね。本当に蚊が殺せるかどうかは来年の夏試してみようっと。

 通りには、グツグツとなにやらいい匂いのする屋台も出ている。決して清潔そうには見えないが、どうしても食べてみたくなって焼き鳥に挑戦。焼きたててでおいしかった!あとでお腹も痛くならなかったし、こういう屋台ものを食べるのもおもしろい。

それから、チープグッズエリアのハシゴをしようと、地下鉄に乗って、旺角 Mong Kokへ。
上海街の隣の通り
上海街の隣の通り

蚊取りバット
ネットの部分に電流が流れる
蚊取りバット。
危ないので、よい子もいい大人も
真似しないで下さいね。


縁日状態の女人街で夕食--旺角 Mong Kok

チープグッズがいっぱいの女人街
Mong Kokの地下鉄の出口を出ると、そこはお祭りでもあるのかと思うくらいの人通り。女人街(通菜街)Tung Choi St.に行くとさらに人は増えて、人をかき分けて歩かなければならないくらい。見上げるほどの高さにつり下げられたブランドのコピー商品(一応、日本には持ち込めないが)や女性の下着、時計などなど、ここもチープグッズがいっぱい。まさにココが香港だ!という雰囲気が味わえるところである。しかもそれが1kmぐらいは続いている。屋台の絞り立てオレンジジュースを飲みながらそぞろ歩く。買わなくても見ているだけに楽しい!
ここでも妹はお買い物をしていた。つくづく安いモノが好きな妹である。

一仟椀 One Thousand Boalさんざん女人街を堪能したあと、やっと夕食。どこにしようかウロウロしていたら、たまたま『一仟椀 One Thousand BoalG/F 101 Tung Choi St.,Mong Kok,Kowloon)というお店を発見。麺は『北京人手拉麺』だそうで、店先のガラス張りのところで麺打ちの実演をやっていた。周りにも飲食店があるのに、そこだけ行列ができている。きっと並んでいるくらいだからおいしいのだろうと私たちも並んでみる。5分ほど待つと順番が来て、中へ入る。狭いお店内には隣の人とぶつかるくらいの間隔でテーブルが置いてあって満員状態。メニューは英語表記もあって辛いモノには唐辛子マークがついていてわかりやすい。 妹は排骨菜飯(Steamed Rice with Vegetables-Pork Rib)、私は陽春湯拉麺(Noodles in Superior Soup)、それと生煎菜肉窩貼(Pan Fried Pork Dumpling)を注文した。排骨菜飯はいわば『ポークリブ丼』という感じで菜飯(香港はインディカ米)の上にポークリブの薄切りが何枚か乗っている。妹曰く『匂いと食べた味が同じ』とのこと。私の陽春湯拉麺は薄味のあっさりした透明スープにうどんみたいな平ぺったい麺(でもうどんよりコシがない感じ)とチンゲンサイが入っている。生煎菜肉窩貼は水餃子を焼いたみたいな感じで、日本の餃子のようにカリカリしているのではなく、どちらかというと皮は肉厚でしっとりした食感、味はちょっと甘い。全体的にあっさり味でメチャうまとまではいかないが、おいしかった。お腹一杯食べて、レシートを持ってレジへ行く。こういった庶民のお店はテーブル会計ではなく、日本と同じで席におかれたレシートをレジまで持っていて会計してもらえばいいので気楽である。(地元の人で賑わうお店はたいていそういうシステムである。)3品で70HK$(約1,260円)と、とても安く済ますことができた。
ちなみにこのお店は金鑼灣 Causeway Bayにもあるとのこと。(G/F 470 Lockhart Road,Causeway Bay,HongKong



スターフェリーで香港島へ
 それから、地下鉄で尖沙咀 Tsim Sha Tsuiまで行き、半島酒店(The Peninsula)に近い出口から出て、香港太空館の前を通って、スターフェリー乗り場 天星小輪碼頭 The "Star" Ferry Pierへ。そこのすぐ近くにはライトアップされた旧九龍火車站鐘樓 Old Kowloon Stn. Clock Tower や夜景がきれいな尖沙咀海濱花園 Tsim Sha Tsui Promenadoがあり、そこには観光客やラブラブカップルがいっぱい。どちらかというと、ラブラブカップルが大半を占めていて、こういうところはもっとも女同士だとつまらない場所である。
 でも、そこから見る香港側の夜景がとてもキレイだった。ガイドブックによれば、
日没から8時頃まではオフィスの明かりもまだついていてもっとキレイとのこと。私たちが行った頃にはもう9時を過ぎていたので、ちょっと遅かったみたいだった。
旧九龍火車站鐘樓
旧九龍火車站鐘樓
Old Kowloon Stn.
Clock Tower

 スターフェリーの乗り場は1階席(1.7HK$)と2階席(2.2HK$)があって、2階席の入り口の方が手前にある。ちょうど小銭がいっぱいあったので、ケチな妹は1階席に乗ろうと言う。お金を改札の箱に入れて、船が来るまでちょっと待つ。フェリーが来ると、待っているところにあるランプが赤から緑になり、乗船することができる。香港側の夜景がよく見えるという左側に陣取る。といってももう9時をすぎていたので、船の中はそれほど混んでいなかった。スターフェリーに乗って、海風にあたりながら見る香港島の夜景もまたキレイである。 7,8分で中環につき、地下鉄へホテルへ戻る。

九龍半島から見た香港島の夜景
香港の夜景はホントにキレイだった


 昨日そして今日と香港の街を歩いて思ったことは、
どこでも夜遅くまで賑わっているので、スリにちゃんと気をつけて、怪しい裏路地の方に行かなければ、女同士で夜10時くらいまで遊んでいても全然大丈夫だということ。 逆に午前中はお店が閉まっているところも多いから、香港では朝遅めの夜更かし型で行動した方が楽しめそうである。
 そんなこをと考えながら『ねぇ〜、明日どこ行く?』と妹の方を見たら、もうすでに熟睡していた…。どうも相当疲れたようである。なんだ、体力ないんだから、私はもうちょっと歩きたかったのにな〜、と思いつつ私も明日のためにいい加減寝ることにした。それにしても、今日はよく歩いたなぁ〜。


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